録音機で盗聴

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とうとう、こういうことをする人が出てきました。
公職についている人なのに、開き直っているところがすごいです。

氷山の一角か?

この件は、市議会議員だから少し大事になったのだと思われます。

普通の人の間では、スマホを利用した部屋の会話の盗み聞きは、意外と頻繁に行われているかもしれません。

ご本人はスマホで録音したことは認めたものの、防犯目的であり盗聴目的ではないと主張しているようですが、録音していることを自分以外が知らない時点で「盗み聞き」ですから「盗聴」と同義と考えていいでしょう。

法律違反ではない

ただ、会議室などの不特定多数の人が出入りする人の場所で録音していたからといって、道義上の問題はあるけど、法律上の問題はまったくないので、この行為が逮捕につながることはなく、今後もこういった人が出てくるでしょう。

電波を使った盗聴の場合の法律違反としては、電波法違反とか部外者が盗聴器を設置した場合は不法侵入と、犯罪としてはそれぐらいでしょう。

電波の盗聴波は法律違反

もし携帯電話の電波を盗聴した場合は、これも電波法と日本国憲法に定める「通信の保護」に反するわけで、相当な問題になります。

しかし当ブログで再三申し上げているように、携帯電話の盗聴波現時点では不可能です。

電波を使わない盗聴は手軽で増加する可能性大

今後の盗聴の可能性は、今回のようなスマホを利用したものや、録音機を使ったものが多くなるでしょう。

スマホだと電話番号などがあり足がつきやすいので、録音機などが利用されるケースが多くなると思われます。

手軽な盗聴ができるデジタルボイスレコーダー

ボイスレコーダーには、音声があるときだけ録音されるVORという機能がありますが、アナログレコーダーの時代はうまく機能しませんでした。

デジタルボイスレコーダーになってからは、かなり効果的に機能するようになっています。

デジタルボイスレコーダーは、動作音がなく無音ですから、個人の部屋の中で動作していても全くわからないでしょう。

盗聴器が発見しにくい時代になった

電波を使った盗聴器のように、リアルタイムで音声を聞くことはできず、録音した音声を聞くためには、仕掛けた録音機を現地に取りに行かなければならないという問題はありますが、ここを乗り越る方法さえみつかれば、デジタルボイスレコーダーを使った盗聴は、かなり手軽です。

ますますもって、個人のプライバシーや会社や組織の情報セキュリティが守りにくい世の中になったと言えます。

盗聴器を発見するのは、素人ではほとんど不可能に近い世の中となってきています。

あなたの会社の情報は漏洩していませんか?

会社のセキュリティ対策は、情報ネットワークだけでは不十分です。

会社の情報漏洩は、パソコンだけではありません。

現代は、スマホなどを使った企業での盗聴、盗撮による情報漏洩が多くなっています。

ライバル企業が妙に自分たちの情報に詳しい、社内から盗難の申告が増えた、顧客からの苦情が増えた、長年の顧客から契約を打ち切られた・・・

それは、盗撮や盗聴で情報が漏洩しているからかもしれません。

一大事になる前に、専門家の調査を受けましょう!


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