情報を全てを隠そうとするから漏洩する

どうしても秘密を守りたいという時、間違った行動としてありがちなのが、なんでも隠しちゃおう！ということ。

これ、企業や官庁でも結構やってしまっています。
だから、企業や官庁からの情報漏洩が多いんですけどね。

どれが重要な秘密でどれが重要ではないかを決めることができないし、いちいち判断するのは大変だからと、なんでも秘密として扱っちゃう。
その結果、どんな仕事も最高度の秘密として取り扱っちゃうから仕事のスピードが落ちてしまって、お客さんに大不評。
お客さんからやんややんや言われるものだから、現場ではそのうち手順を無視し始めます。
そのうちミスを犯してしまって、秘密漏洩。
最高度の秘密も同列で扱っていたから、全部の秘密が漏れてしまったというパターンがどんなに多いことか。

秘密を守るためには情報の分類がキーポイント

重要なのは、情報を分類し、漏洩したら困る情報はきちんと守るということです。
そして、秘密ではない情報は積極的に出していくという姿勢です。
何も情報がないから、周りは詮索し始めるのです。
こちらから情報を積極的に出せば、周りが詮索することはなくなります。

情報の分類に関する具体例

具体的に情報はどう分類すべきなのでしょうか
浮気をしている男性を例に挙げてみましょう

情報の種類

情勢と会う約束は、電話もしくはメール、メッセンジャーになるかと思います。
ここで守らなくてもいい秘密は、特定の女性とやりとしているということ。
守らなければならないことは、その女性の個人情報と日常的にあっているということです。
電話は内容の記録が残せないので変に想像力を働かせてしまう可能性がありますから、ほどほどにして、なるべくメールやメッセンジャーで連絡を取るようにします。

積極的な情報開示

メールアドレスや電話帳等は、なるべくごまかさないようにします。
パートナーから見ると、最初は特定の女性と頻繁にやりとりしているから怪しい、ということになります。
その場合、パートナーに堂々とメッセージの内容を見せることが、積極的な情報開示になります。
堂々としていれば、だんだんと疑われなくなります。

秘密を隠す

最近であれば、メールやメッセンジャーでのやり取りが多いと思いますので、この内容を暗号化して、仕事や悩み事の相談であるようにしてしまいます。
「会いたい」ではなく「相談があります」
「会う場所はこれこれ」ではなく「悩みはこれこれ」
など、具体的なことは全て二人で事前に取り決めて、別の単語に置き換えてしまいます。
こうすれば、守るべきは暗号化した単語の意味と、実際にあったいるところを他人に見られないこと、です。

中途半端が一番良くない

中途半端に隠そうとしてコソコソとしているから疑われるのです。
探偵事務所などは、そこを狙って浮気調査をしますし、たいていの人は自分の浮気を隠すことに長けていませんから、調査のプロにかかってしまえば、簡単に浮気がバレてしまうのです。

浮気調査はこういったことのノウハウの塊

探偵事務所の浮気調査は、こういった浮気をしている人の陥りがちなミスのパターンをしっかり掴んでいて、効率的に情報を収集し、現場を押さえていきます。
テレビドラマなどでは、尾行を続け現場を写真に撮ることしかやっていませんが、闇雲に尾行してもなかなか結果は得られません。
長年のノウハウに基づいた情報蒐集こそが、探偵事務所の浮気調査の独断場なのです。